栄養と環境適応反応学特論
Nutritional Adaptation to Environments
目的
ストレスに対する全身の応答ならびにその分子機構を理解し,その栄養学的な制御法について考察する.
概要
ストレス応答の分子機構を理解することは,生体の調節機構そのものを理解することである.生物がどのようにして環境変化に適応するのか,その仕組みを理解し,さらに疾病との関連についても教える.また,環境適応反応に栄養素や栄養状態がどのような役割を果たすのかを理解させ,生体反応を支える栄養学を学ぶことを主眼とする.
注意
プリントや液晶プロジェクターを用いて講義する.ディスカッションに積極的に参加することが望まれる.現在,e-learningの予定なし. 2年に1度のサイクルで開講しているので,来年度は開講しない予定.
計画
1. | 最初にヒトの栄養適応について概説する.その後,エネルギー代謝とタンパク質代謝の適応を中心に,生体の栄養適応反応について講義し,適応の機序について理解させる.
| (担当者: 奥村准教授) |
2. | 病態解析の分野で新しい概念や方法論を指導する.
| (担当者: 二川教授) |
評価
出席状況やレポートにより評価する.
連絡先
二川(nikawa@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日の16:00-17:00
奥村(yuushi@ier.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日の16:00-18:00