2009年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(前期), 2年(前期)

口腔顎顔面放射線医学

Introduction of Oral and Maxillofacial Radiology

教授・誉田 栄一, 助教・森田 康彦

2単位

目的

放射線は何かということをミクロの世界(量子力学的な世界)まで考慮して理解するとともに,放射線防護体系の基本的要素(行為の正当化,防護の最適化,個人線量限度の適用)に則した放射線利用を身につける.

概要

放射線を量子力学や素粒子学のミクロの世界からみることにより,実際のマクロの世界の姿を解説する.
アナログとディジタルによる放射線画像の違いを,画像工学の立場から解説する.
放射線防護に関して解説する.
歯科領域で行われている,CT検査,MR検査,超音波検査,核医学検査で得られる画像診断に関して解説する.

計画

1.授業ガイダンス
2.量子力学からみた放射線
3.素粒子学からみた放射線
4.放射線物理学と放射線生物学
5.アナログとディジタル検出系
6.画像工学の基礎
7.CTの原理
8.MRの原理
9.放射線防護
10.放射線に関する法律
11.画像診断からみた口腔顎顔面解剖
12.CT画像診断
13.MR画像診断
14.超音波画像診断
15.核医学画像診断

評価

出席およびレポートにより評価

再評価

行わない.

連絡先

誉田(honda@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: e-mail によりアポイントをとって下さい.必要に応じて時間調節をおこないます.

備考

特になし.