2009年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年), 3年(通年)

感覚情報医学実験実習

Communicative Medicine Laboratory Experiment

教授・武田 憲昭, 肩書不明・塩田 洋, 教授・梶 龍兒, 准教授・田村 公一, 准教授・内藤 毅, 肩書不明・和泉 唯信

12単位

形態

講義

目的

感覚情報の統合と感覚・運動関連を研究する上で,必要な基本理論と実験方法を習得することを目的とする.

概要

感覚器疾患としての眼感染症と糖尿病網膜症の分子生物学的診断法と新しい治療法の開発,聴覚,平衡覚の中枢神経系内でのプロセッシングの解析,感覚・運動連関の出力としての顔面神経障害,音声言語障害の新しい診断法,治療の開発,不随意運動を含めた運動障害とその診断法,治療法,予防法および脳神経機能解析法の開発について,実際に実験を行いながら技能を修得させる.また,実験成績に基づいた作業仮説の立案と実証,修正のプロセスを学ばせ,最終的に研究成果を学術論文にまとめる方法を指導する.

注意

授業の一部はe-learining化しているので,e-learining学習も出席として取り扱う.

計画

1-3.角膜感染症に対する新しい診断法と治療法の開発
4-5.糖尿病網膜症に対する増悪因子とその遺伝子解明
6-8.平衡覚の中枢プロセッシングに関する分子生物学的実験
9-10.顔面神経の再生に関する電気生理学的実験
11-13.神経変性疾患における遺伝子発現の異常の解析法に関する実験
14-15.基底核疾患における感覚運動連関の評価法に関する実験

評価

口頭試問により評価する.

連絡先

e-mailにてアポイントを取ってから,面談して下さい.

備考

大講座の他分野の教官も講義をする他,内外の著名な講師を招いて講義を行う