2009年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程 — [選択] 1年(通年), 2年(通年)

顎口腔発育・社会歯科学実験実習

教授・三留 雅人, 准教授・有田 憲司, 講師・原田 桂子, 講師・郡 由紀子

4単位

目的

小児の口腔領域における成長発育過程で生じる問題点を列挙し,その原因について基礎医学的な方法論をもちいて検討し,臨床への応用を考察する.

概要

歯,骨,筋,神経など顎口腔領域を形成する種々の組織の発生や形成異常の分子機構が急速に解明されてきていることから,成長発育過程で生じる顎口腔形態・機能異常の発症機構の解明および予防法・治療法開発に関する実験指導を行い,その成果を学術論文にまとめる方法を指導する.

注意

特になし. 現時点でe-learningは行わない.

計画

1.幹細胞をもちいた再生医療の概論(担当者: 三留 雅人)
2.幹細胞の性質(担当者: 〃)
3-4.幹細胞の培養(担当者: 〃)
5-6.幹細胞の移植(動物実験)(担当者: 〃)
7-8.幹細胞の分化動態の観察(担当者: 〃)
9-10.移植幹細胞による機能回復の観察(担当者: 〃)
11.生体材料学研究法の概論(担当者: 有田 憲司)
12.生体材料の物理的性質に関する研究法(担当者: 〃)
13.生体材料の生物学的性質の研究法(担当者: 〃)
14.接着について(担当者: 〃)
15.材料の疲労について(担当者: 〃)
16.表面分析に関する研究法(担当者: 〃)
17.抗齲蝕性歯科材料の開発について(担当者: 〃)
18-20.グラスアイオノマーセメントの3点曲げ試験(担当者: 〃)
21-23.小児の歯科診療時の協力性に関する,調査・検査・観察方法の演習(担当者: 原田 桂子)
24-25.障害児の口腔保健向上等に関する支援方法の演習(担当者: 〃)
26.小児の顎関節部の発育について(担当者: 郡 由紀子)
27.顎運動の基礎 測定方法 測定理論(担当者: 〃)
28.顎運動の解析方法(顎運動の表示法 顎運動モデル)(担当者: 〃)
29.小児期の顎運動と咬合の変化について(担当者: 〃)
30.小児の顎機能障害の診断(担当者: 〃)

評価

レポート等により評価する.

再評価

なし.

連絡先

三留(mitome@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: e-mail によりアポイントをとって下さい.必要に応じて時間調節を行います.

備考

特になし.