核医学検査機器工学
Nuclear Medicine Equipment Engineering
目的
核医学画像診断装置は形態的診断だけでなく機能診断が可能となる点において他のモダリティと比較して大きな利点がある.ガンマカメラ,SPECT,PETを中心に機器工学の立場から装置を系統的に理解させることが目的である.
概要
核医学·放射線計測機器および核医学画像診断装置の原理,基本性能,データ収集などを概説する.
目標
1. | 医療に用いられる核医学検査機器の原理および特性等について理解できる. |
計画
1. | 放射線検出の方法,γ線エネルギー分析装置 |
2. | ガンマカメラの原理 |
3. | ガンマカメラの基本性能 |
4. | SPECT装置の原理 |
5. | SPECT装置の基本性能 |
6. | PET装置 |
7. | 核医学検査機器に関する最近の話題 (集中講義) (野村) |
8. | 〃 |
評価
定期試験の成績により評価する.
教科書
三枝健二他著,新版·放射線機器学(II)—放射線治療機器·核医学検査機器—,コロナ社.<放射線治療機器工学の教科書と同じ>
木村雄治著:画像診断装置学入門,コロナ社.<医用画像機器工学の教科書と同じ>
参考資料
楠岡英雄他監修,核医学イメージング,コロナ社.
連絡先
吉永(保健学科棟B226, 088-633-9050, yosinaga@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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