2009年度 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻 学部課程 保健学科.放射線技術科学専攻 — [選択] 3年

生体計測工学

Bioinstrumentation Engineering

助教・手川 歓識

1単位

目的

工学的な理論や技術を応用して生体の状態を把握し,あるいは生体が発する情報を収集して,医療に利用する方法を学ぶ.

概要

生体信号を正確かつ効率的に収集する方法,電気信号に変換する方法,診断や治療に有用なデータとして利用するための基礎的事項を講述すると共に,画像診断機器以外の医療機器における計測技術について概説する.取扱い上の安全対策にもふれる.

目標

1.生体計測用の素子及び電気電子回路の原理を理解する.
2.各種臨床検査用機器の概要を理解する.
3.医用機器,設備の安全対策を理解する.

計画

1.概説
2.電極
3.各種センサ
4.生体信号計測用電子回路1
5.生体信号計測用電子回路2
6.信号処理
7.データの表示
8.データの記録,保存
9.テレメータリング
10.各種臨床検査機器1
11.各種臨床検査機器2
12.各種臨床検査機器3
13.安全対策1
14.安全対策2
15.まとめ
16.期末試験

評価

定期試験の成績による

教科書

北村清吉·橋本亨著,(新編臨床検査講座11)医用工学概論(医歯薬出版)<4年次に新規購入>

参考資料

木村雄治著,医用工学入門(コロナ社)

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