基礎医科学実習
Laboratory in Basic Medical Science
目的
基礎科学及び臨床基礎に関わる基礎事項や基本操作方法などについて実習を行う．
概要
本実習は，大きく二つの分野(臨床基礎分野と基礎科学分野)に分かれて行う．臨床基礎分野では，病院施設にある超音波診断装置や血圧計，心電図などを実際に操作し，その基本概念や操作方法について学ぶ．さらに，人体病理学の見地から主要臓器の観察およびスケッチを通して，解剖臓器観察の実践を体験する．一方，基礎科学分野では，理化学的な基本操作方法や，実験データの取扱いなど，放射線科学としての基礎を学ぶ．これらを通じて，医科学分野の横断領域(基礎と臨床)について，基礎的な素養を身につける．
キーワード
基礎化学，超音波断層撮影，バイタルサイン，蘇生術，清潔操作，解剖臓器観察
注意
本実習は，病院棟内や化学実験室で行われるので，白衣を準備しておくこと．
目標
| 1. | 基礎医学及び基礎科学の実習に関する基礎知識を養う． |
計画
| 1. | 実習オリエンテーションと実習・実験に関わる一般的注意事項，化学の基本操作・注意事項，実験レポートのまとめ方(基礎科学分野) |
| 2. | 測定値と誤差及びその取扱い方法，マイクロピペットの操作方法(基礎科学分野) |
| 3. | 試薬の濃度計算及びその調整，機器分析ほか(基礎科学分野) |
| 4. | 清潔・不潔，手洗い実習，解剖臓器観察実習 |
| 5. | 超音波実習 |
| 6. | バイタルサイン測定および心電図測定実習 |
| 7. | 救急蘇生，除細動実習 |
評価
レポート提出及び出席
教科書
自製実習プリントで行う
連絡先
阪間(電気系実習準備室, 088-633-9862, )
- オフィスアワー: 毎週金曜日14:00∼16:00