応用有機化学2
Applied Organic Chemistry 2
教授・宍戸 宏造
1単位
形態
講義
目的
医薬品を含む目的化合物を効率よく合成するために,代表的な炭素骨格の構築法などに関する基本的知識,技能,態度を修得する.
概要
医薬品を合成するために必要な骨格構築法,特に環形成法,官能基変換法に関する基礎を学ぶ
カリキュラム関連
薬学モデル・コアカリキュラムC-5-(2)に相当
注意
現在用いられている医薬品の殆どは化学合成により供給されています.医薬品を効率良く合成するための基礎を学びます.
目標
1. | 炭素骨格の構築法
|
2. | 環形成法
|
3. | 保護基
|
計画
1. | イントロダクション |
2. | 炭素環,複素環について |
3. | アルドール反応-1 |
4. | アルドール反応-2(逆アルドール) |
5. | アルドール反応-3(分子内アルドール) |
6. | マイケル反応-1 |
7. | マイケル反応-2(分子内マイケル) |
8. | 中間テスト |
9. | ロビンソン環化 |
10. | クライゼン縮合 |
11. | ディックマン縮合 |
12. | 環化反応の実例-1 |
13. | 環化反応の実例-2(保護基の使い方,特徴) |
14. | 分子内アルキル化による環形成 |
15. | カチオン環化 |
評価
定期試験で評価する.
再評価
実施する.
教科書
特に指定しない.プリントを配付し,それに沿って講義する.
連絡先
(研究室)医薬創製教育研究センター・天然分子構築薬学分野(センター棟4階)
(Eメールアドレス)shishido@ph.tokushima-u.ac.jp
(Eメールアドレス)shishido@ph.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 講義開催曜日の12時:00∼13時:00