2009年度 医学部 保健学科 看護学専攻 学部課程 保健学科.看護学専攻 — [必修] 1年

情報処理·統計学

Information Processing and Medical Statistics

講師・三笠 洋明

1単位

目的

統計解析の必要性と限界,疫学的な研究設計の重要性,統計学の基本的な考え方を理解し,解決したい問題に応じた研究設計とデータの型に応じた分析法が適用できる知識を養う.

概要

統計解析法のみを独立して学ぶのではなく,疫学調査法と関連させながら学習する.調査法とデータの型,分布型の組み合わせによる様々な局面に応じた解析法を理解する.

キーワード

疫学,研究設計,データの型,統計解析

目標

1.研究設計,データの型などを考慮して正しい統計解析法が選択できる.

計画

1.医療情報における統計学の役割
2.調査方法に関する基礎知識
3.データの種類·信頼性
4.記述統計
5.仮説検定の考え方
6.平均値に関する推論(1)
7.平均値に関する推論(2)
8.多重比較
9.比率と分割表に関する推論(1)
10.比率と分割表に関する推論(2)
11.比率と分割表に関する推論(3)
12.相関係数に関する推論
13.多重ロジスティック分析
14.主成分分析
15.その他の多変量解析 など
16.試験

評価

出席(10),レポート(10),小テスト(10),期末試験(70)

再評価

再試験

教科書

古川俊之,丹後俊郎著 新版 医学への統計学 朝倉書店

連絡先

三笠(088-633-7072, hiro@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)