アジア社会演習 (後期)
准教授・荒武 達朗
2単位
目的
中国は我々とは異なる社会である.彼我の差異と共通点は何か.他の文化圏と接触をする時にこのような視点は必須であると言えよう.この授業では,近現代中国に関する論文や調査資料を基にして中国社会への理解を深める.
概要
前期に引き続き,シュラーマイエル『徳領膠州湾(青島)之地政資料』中国地政研究所(中国文.難解至極)を翻訳する.
キーワード
中国社会
関連科目
注意
本授業では受講生による疑問の提示,討論を重視する.
目標
1. | この授業での成果は『徳島大学総合科学部人間社会文化研究』17号,2010年3月にて刊行する. |
2. | これまでの成果は同誌の15,16号を参照されたい. |
計画
1. | 一回目はガイダンス. |
2. | 二回目以降は,テキストの翻訳と討論を行う. |
3. | 各回は,基本的に前回の到達点から翻訳を再開する. |
4. | 難解なテキストの翻訳という性格上,各回の範囲を予めシラバスに記載することはできない. |
5. | 強いて範囲を明記しようとすることは,本授業に関しては,逆に受講生諸君に対して誠意を欠くのではないか. |
評価
本授業では受講生による疑問の提示,討論を重視する.評価の善し悪しは授業態度と期末レポートにより決まる.
再評価
ない.
教科書
第一回目の授業で指定する.
参考資料
追って指定する.
連絡先
荒武(2312, 088-656-7148, aratake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 午前中に来なさい.