2009年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース 学部課程 — 2年(前期)

映像デザイン表現研究

Study of Visual Image Expression

教授・石井 健二

2単位

目的

多様化した現代の画像表現技術を学ぶと共に,美術館·図書館·官庁等で所有している写真や芸術作品の保存·修復·管理について,その在り方,必要性等についても考察し,表現と保存の両局面から今後考えられる画像文化の在り様を探る.

概要

19世紀中紀から現代に至る写真画像表現について考察し,デジタル画像処理の今後についても検討する.

キーワード

映像情報,写真画像

注意

前期開講.受講条件:アーツ·アンド·テクノロジー論を受講することが望ましい. 講義はマルチメディアB棟1階 講義・実習室にて行なう.

目標

1.映像に関する基礎知識を身につける.

計画

1.時代背景を追いながら考察を行う
2.受講者による発表を中心に授業を進める
3.写真表現の現状と保存·修復·管理について
4.白黒フィルムによるスタジオ撮影について
5.カラーフィルムによるスタジオ撮影について
6.白黒フィルムの撮影後の処理について
7.カラーフィルムの撮影後の処理について
8.白黒·カラーフィルムのプリント処理及び管理方法について
9.サイアノタイプ技法によるワークショップ
10.ピンホールカメラの制作
11.ピンホールカメラによる撮影
12.映像作品鑑賞
13.ビデオ作品として自己紹介ビデオを作製する.
14.映像を利用した総合芸術の今後について
15.総括授業
16.レポート提出

評価

課題と期末レポート及び,授業への取り組み状況などをもとに総合的に評価する.

再評価

行わない.

教科書

講義の中でテーマ毎に紹介する.

参考資料

授業の中で配布する.

連絡先

石井(マルチB-203, 088-656-7165, ishii@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜日 昼休み

備考

1.平成21年度 前期開講.
2.平成21年度は,金7·8 講時開講.