2009年度 人間·自然環境研究科 修士課程 人間環境専攻·自然環境専攻 選択科目 先端技術科学教育部開設科目 — 1年(前期), 2年(前期)

環境リスク論

Principle of Environmental Risk

講師・山中 亮一, 教授・上月 康則

2単位

目的

環境リスクについて理解し,リスクコミュニケーションに関わる問題解決能力を修得する.

概要

環境リスクの定義,環境リスクの種類,リスク評価,リスク管理について解説する.また,代表的な事例に関するディベートを通じ,リスクコミュニケーション能力の養成を行う.本科目は,工学に関する科目である.

キーワード

環境リスク,リスクコミュニケーション

先行科目

環境システム工学特論

関連科目

ミティゲーション工学,環境生態学特論

目標

1.社会や自然に及ぼす影響や効果を防ぐ,修復する技術について考えることができる

計画

1.ガイダンス
2.環境リスクとは
3.生態リスク(1): 生態系の現状
4.生態リスク(2): 生態リスクの評価方法
5.生態リスク(3): 事例紹介
6.生態リスク(4): リスクコミュニケーション
7.化学物質の環境リスク(1):現状
8.化学物質の環境リスク(2): 事例紹介
9.化学物質の環境リスク(3): リスクコミュニケーション
10.環境リスクと法制度,経済
11.環境リスクを考える(1):さまざまな環境リスク
12.環境リスクを考える(2):リスクコミュニケーション
13.定期テスト
14.テスト返却,これからの環境リスク(1)
15.環境家計簿報告会
16.これからの環境リスク(2):最新事例紹介

評価

授業時間中に課すレポート(出席レポート,環境家計簿),ディベート,定期試験により評価する

教科書

新版 環境工学(理工図書,住友ら) pp.81-86

参考資料

授業中に紹介する

連絡先

山中(総合研究実験棟(エコ棟)504号室, 088-656-7334, yamanaka@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜 14:35-17:50

備考

特になし