2009年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 生命環境サブコース 学部課程 — 3年(前期)

生命環境実験 I

Training in Bio-science and Bio-environment Studies I

教授・中川 秀幸, 教授・小山 保夫, 准教授・佐藤 征弥, 准教授・中鉢 龍一郎, 准教授・金丸 芳, 教授・横井川 久己男, 准教授・山城 考, 教授・浜野 龍夫

2単位

目的

生命体が多種多様な環境要因に対して示す生命現象の中で,実験を通して体験的に確認させるとともに,その実験手法を学ぶことを目的とする.

概要

生物科学の応用的な分野や生命現象と環境に関する基礎的な実験

キーワード

コントロール,ビタミン C,細胞の生存率,花粉,酸素消費

注意

必ず出席し,説明を受けた後は自分で実験を行うことが大切である.十分な内容のレポートを作成,提出するために参考書や文献などを調べることが重要である.

目標

1.生物科学とその応用分野の基礎的実験手法を学び,身につけることを目指す.

計画

1.コントロールの概念と実験の基本構成について
2.各種の化学物質を溶解させる方法について
3.試薬の準備·調整の仕方
4.細胞の観察
5.細胞の生死判定
6.酵素の取扱法と細菌細胞からの酵素液の調整
7.酵素の反応速度定数の測定
8.地衣類の観察
9.飲料中のビタミンCの定量
10.昆虫の形態と生活環境
11.動物の酸素消費量の測定
12.オドリコソウなどの身近な植物の送粉様式の観察
13.オドリコソウを用いた結実率の比較と生育環境
14.生物毒によるウサギ赤血球の凝集反応
15.水辺のフィールドワーク(植物)
16.水辺のフィールドワーク(動物)

評価

実験態度と,提出されたレポートによる.

再評価

行わない.欠席者の再実験も行わない.

教科書

教科書は使用しない.適宜,プリントを配付する.参考書は特に指定をしないが,『基礎生化学実験法』(日本生化学会編),『生化学実験法』(八木達彦ほか著)など,随時紹介する.

連絡先

中川(3222, 088-656-7259, sea-hide@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
小山(3N06, 088-656-7256, oyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
佐藤(088-656-7222, satoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
中鉢(2119, 088-656-7254, chubachi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
金丸(088-656-7268, kanemaru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
横井川(3221, 088-656-7267, yokoigaw@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.
山城(088-656-7257, tyamash@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各生命環境教官の項を参照.