2009年度 総合科学部 自然システム学科 物質·環境コース 学部課程 — 2年(後期)

物質科学基礎実験IV

教授・今井 昭二, 教授・和田 眞, 教授・寺尾 博充, 教授・増田 俊哉, 教授・三好 德和, 准教授・山本 裕史, 准教授・山本 孝

2単位

目的

物質科学基礎実験III で学んだ化学実験の操作を確実なものとし,実験の技能の応用能力を高めることを目指します.自分で実験計画を立案,工夫し,能動的に実験を行う態度を養います.化学の授業で学んだ内容の理解を深めます

概要

物質化学実験

キーワード

化学実験

注意

白衣と安全目がねの着用など安全上の注意を守ってください.実験の性格上時間内に終わらないこと場合もあります.実験内容によっては2週にわたった実験内容もあります.極力休まないようにして下さい.どうしても休真なければならない場合には担当者に連絡すること.実験毎にレポートを提出してさい.

目標

1.化学実験を行うことで,実験を通して実験技術の基本操作の習熟と物質の取り扱いについて学習するとともに実験記録と報告書の作成方法についても学習する.

計画

1.緒論·安全教育·化学実験を安全に行うために
2.アスピリンの合成
3.アルドール縮合
4.ビタミンCによるニトロベンゼンの還元
5.ポリエチレンテレフタレート樹脂のクラッキングによるテレフタル酸の回収
6.お茶からカフェインの抽出
7.牛乳からカゼインの単離,タンパク質の定性反応
8.COD測定
9.水-フェノールの相互溶解度の測定
10.安息香酸の水とベンゼンにたいする分配率の測定
11.ショ糖等による水の凝固点降下度の測定
12.中和熱の測定·パソコンによる計測·制御
13.吸光光度法による水質分析(亜硝酸の分析)
14.吸光光度法による水質分析(鉄の分析)
15.予備日・後片付け

評価

各課題ごとに提出されるレポートおよび出席状況,実験態度を総合的に評価して集計します.試験を行う場合もあります.

再評価

レポートの再提出を再試験の代わり行う場合があります.

教科書

実験教材のプリントを配布

「実験を安全に行うために」化学同人 (必ず購入)

「続 実験を安全に行うために」化学同人(必ず購入)

長島弘三,富田功「分析化学」裳華房

千原秀昭編「物理化学実験法」東京化学同人

フィーザー·ウイリアムソン「有機化学実験」丸善

「水の分析」(化学同人),「環境の化学分析」(三共出版)

担当教官に問い合わせ下さい.

連絡先

今井(総合科学部3号館2N08, 088-656-7273, imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
和田(088-656-7251, wada@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
寺尾(2N06, 088-656-7245, terao@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
増田(2N01, 088-656-7244, )
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
三好(総合科学部3号館北棟2階 2N03, 088-656-7250, miyoshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
山本(総合科学部3号館 2N07, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 各実験の担当者に問い合わせて下さい.
山本 孝