文化批評論 (その1)
准教授・吉田 文美
2単位
目的
この授業では,「研究の素材」となりうるもの自体について学ぶというよりは,「素材をどのように研究するか」について示唆を与えてくれる研究書や理論書,論文を日本語または英語で講読し,研究テーマの設定方法や研究手法について学ぶことを目的とする.
概要
文芸,文化,文学などに関する批評理論を読む.今回は, John McRae 著の The Language of Poetry の前半部 (Unit 1-5)を読み,そもそも「詩」とは,どのような文学テキストなのかについて,形態,音声,対象とする読者,地域的な特徴などから分析・考察する.
キーワード
(見出しなし; EID=152596),(見出しなし; EID=152597),(見出しなし; EID=152595),言語,文学
注意
2005年度より,隔年開講となる.2008年度は開講する.
目標
1. | 講読した研究書や論文中で呈示されている研究手法や批評方法を十分に理解することを目標とする. |
計画
1. | Class Guidance |
2. | Unit 1: The look (pp. 1-6) |
3. | Unit 1: The look (pp. 6-11) |
4. | Unit 2: The sound (pp. 13-17) |
5. | Unit 2: The sound (pp. 17-23) |
6. | Unit 2: The sound (pp. 23-24)/ Unit 3: The movement (pp. 25-28) |
7. | Unit 3: The movement (pp. 28-32) |
8. | Unit 3: The movement (pp. 33-37) |
9. | Test 1 (Unit 1-3) |
10. | Unit 4: The appeal (pp. 39-43) |
11. | Unit 4: The appeal (pp. 43-47) |
12. | Unit 4: The appeal (pp. 47-52) |
13. | Unit 5: The places (pp. 53-58) |
14. | Unit 5: The places (pp. 58-63) |
15. | Unit 5: The places (pp. 63-66) |
16. | Test (Unit 4-5) |
評価
各自の担当箇所の読解と授業への参加状況(30%程度),2回のテスト(70%程度)により評価する.
再評価
評価が50%以上の者のみ実施する.
教科書
John McRae. The Language of Poetry (Intertext). London: Routledge, 1998
参考資料
授業中に指示する.
連絡先
- オフィスアワー: 火曜日 11:55-12:50
備考
隔年開講(前期).2009年度は開講しない..