スポーツ·健康科学研究法I
准教授・三浦 哉
2単位
目的
「スポーツ·健康科学」の視点から,身体の構造および諸機能を測定·評価することは,客観的な指標を利用して運動処方,運動療法などに応用できるために,大変重要である.本講義では,身体組成,形態計測といった身体構造の測定法,および呼吸機能,循環器機能,代謝といった身体機能の測定法を習得させる.
概要
身体構造および機能の測定法
キーワード
身体機能,身体構造,健康
注意
実習では様々な機器,装置を使い,操作方法を間違えると,身体に害を及ぼしたり,機器を壊してしまうこともあるので,使用法については十分に注意すること.
目標
1. | 身体の構造および諸機能の正確な測定法を習得すること. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | ヒトを対象とした研究のデザインについて |
3. | 身体組成の測定法 |
4. | 筋肉量の測定 |
5. | エネルギー代謝の測定 |
6. | 筋肉の酸素動態の測定 |
7. | 脳の酸素動態の測定 |
8. | 血圧の測定 |
9. | 血流量の測定 |
10. | 血管径の測定 |
11. | 脈派伝播速度の測定 |
12. | 実験テーマの決定 |
13. | 実験テーマの測定 |
14. | データ分析 |
15. | プレゼンテーション |
16. | 総括 |
評価
成績評価は出席状況,レポート,および授業への取り組み姿勢などによる平常点から総合的に評価する.
教科書
随時関連資料を配布する.
連絡先
三浦(3122, 088-656-7288, hajime-m@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日17時から18時,応用生理学研究室,hajime-m@ias.tokushima-u.ac.jp