ミュージックデザイン
Design of Music
教授・宮澤 一人
2単位
目的
現代社会には様々な目的に音楽が使われている.ここでは芸術的表現を目的としていない,言い換えれば日常の環境の中で多様な形で表れる音楽について,それらがなぜ必要なのか,またどのような要素が「心地よく」感じられるのかについて考察する.
概要
人間にとって「心地よい音楽」とはどのようなものなのかについて,様々の角度から考察する.
関連科目
デスク·トップ·ミュージック
注意
日常生活の中での音楽全般を授業の対象とするので,日頃から身の周りの音楽,音響に関心を持ってもらいたい.楽譜を書いたり,実際に演奏したりすることもある.
目標
1. | 音楽を構成する様々な要素を確実に理解し,使用目的に応じた音楽を作り出せる. |
計画
1. | 音楽の様々な目的 |
2. | ドラムの構造と演奏技法 |
3. | ベースとギターの構造と演奏方法 |
4. | 様々な鍵盤楽器 |
5. | ストリングスとホーンセクション |
6. | ゲームの音楽 |
7. | テレビやコマーシャルの音楽 |
8. | 街で聞かれる様々な音楽 |
9. | 音楽と映像によるマルチメディア作品の鑑賞(その1) |
10. | 教材DVDにおける音楽の役割についての考察 |
11. | 音楽とイメージの考察 |
12. | ヒーリング音楽とは(なぜ音楽で癒されるのか) |
13. | 音楽と映像によるマルチメディア作品の鑑賞(その2) |
14. | 着メロ製作 |
15. | 総括授業 |
16. | 期末レポート |
評価
講義時間中の小テスト,およびレポート
再評価
行わない
教科書
教材については適宜プリントなどを配付する. その他参考書籍については講義の際に紹介する.
連絡先
宮澤(マルチメディアA棟 204, 088-656-7163, miyazawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日昼休み(研究室に在室している時は,特別な場合を除いて対応可能)
備考
今年度は後期,金曜日5∼6講時に開講する.来年度は開講せず,平成23年度の開講が最終回になる.