人間行動実験実習I
目的
この授業は,心理学に関する基礎的な実験法·調査法等を体験的に学ぶことを目的とします.具体的には,生理心理学,知覚心理学,及び社会心理学に関する諸手法を学ぶことになります.
概要
人間行動の理解に必要な基礎知識を,実験実習形式で具体的に学ぶ
キーワード
心理学基礎実験
注意
毎回レポートの提出を求めます.
目標
1. | 心理学に関する基礎的な実験法·調査法等を体験し,具体的にそれらの手法を身につけ,加えて,統計処理やレポートの書き方等,心理学の研究に必要な基礎知識を獲得する. |
計画
1. | 佐野教員(4回):「生活リズムと体温リズムの関係を調べる実験」と「2点弁別閾(皮膚上の2点を同時刺激した場合,2点間の距離が,近いと一点,遠いと2点と感じるが,その境目の距離)の値が身体各部でどのように異なるかを調べる実験」を実施します. |
2. | 濱田教員(4回):実験心理学に関する基礎的な実験を行います.具体的には,幾何学的錯視の典型例である「ミューラー·リヤー錯視」,知覚運動学習についての「鏡映描写」,無意味綴りの記憶についての「系列予言法による記銘学習」,「マグニチュード推定法」の実験を行います. |
3. | 佐藤(健)教員(3):社会心理学の中でも,臨床心理学,とりわけ認知行動療法との関連性の深いテーマ(例,対人不安等)について基礎的な実験を行います. |
4. | 境 教員(4回):怒り感情に関する認知行動論的観点からの分析を行います.怒りを感じる場面についてのプロトコル分析を行います. |
評価
出席とレポートにより評価します.全てのレポートが提出されていないと単位は認定されません.
再評価
しません.
教科書
実験実習に必要な資料等は全て,教官が用意します.
連絡先
佐野(088-656-7190, sano@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各教官のオフィスアワーを参照して下さい.
濱田(3S02, 088-656-7195, hamada@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各教官のオフィスアワーを参照して下さい.
佐藤(3S05, 088-656-7202, satoken@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各教官のオフィスアワーを参照して下さい.
境(088-656-7191, motohiro@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日2限目