学習心理学
Psychology of learning
准教授・境 泉洋
2単位
目的
記憶，思考，言語，行動の学習の基礎について学ぶことを目的とする．そして，学習心理学の基礎的知識が臨床にどのように応用されているかを理解することを目的とする．
概要
行動と認知の学習の中でも，特に，記憶，思考，言語，行動の学習について講義を行う．そして，応用においては学習心理学を基盤に発展してきた認知行動療法について取り上げ，学習心理学の臨床心理学への応用について講義をすすめていく．
キーワード
学習心理学，臨床心理学，認知行動療法
関連科目
注意
授業で配付した資料をホームページで公開するので，欠席した場合など適宜参照すること．
目標
| 1. | 学習心理学の基礎知識を身につけるとともに，その臨床応用の概要を理解する． |
計画
| 1. | 行動と認知の学習とその応用 |
| 2. | 古典的条件付け |
| 3. | オペラント条件付け |
| 4. | 社会的学習 |
| 5. | 技能学習 |
| 6. | 記憶と忘却 |
| 7. | 言語の学習 |
| 8. | 思考の学習 |
| 9. | 学習の条件 |
| 10. | 臨床心理学と学習心理学 |
| 11. | 不安と学習心理学 |
| 12. | 抑うつと学習心理学 |
| 13. | 怒りと学習心理学 |
| 14. | 発達障害と学習心理学 |
| 15. | まとめ |
| 16. | 定期試験 |
評価
小レポート，期末テスト，出席状況等により総合的に評価する．
再評価
原則として再試験は実施しないが，受講生の事情に応じて追加レポート等により合否の判定を行うこともある．
教科書
教科書は使用しない．資料は授業中にプリントを配付する．参考図書などは適宜紹介する．
参考資料
山内光哉・春木 豊 2001 グラフィック学習心理学:行動と認知 サイエンス社
連絡先
境(088-656-7191, motohiro@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日2限目
備考
毎年開講