2009年度 総合科学部 学部課程 教職に関する科目 — 4年(通年)

教育実習事前事後指導

非常勤講師・藤原 伸彦

1単位

目的

教育実習は,教員免許を取得し将来学校教育の現場で教育活動を行う者の必須の授業実践えである.また,教育実習は,大学での教職科目及び専門科目等で身につけた,教育に関する知見を自らの体験的教育活動で検証する意義ある授業実践である.本授業では,教育実習に参加する基本的な心構えや技能,及び実習後の反省と総括,今後に向けての展望を持つことをねらいとする.

注意

出席を重視する.

目標

1.(事前指導)教育実習に赴くにあたって,実習生として求められる態度について理解し,教育実習や授業実践について,自分なりの理想的なモデルを持つことができる.
2.(事後指導)自身の教育実践について省察し,自らの実践の優れた点と課題を把握できる.また,教育実践についての理解を深め,今後の展望を持つことができる.

計画

1.学校と教育について考える∼自分が受けてきた学校教育を振り返ることを通して∼
2.教育実習生の心構え
3.教育実習の流れ(1) 総論
4.教育実習の流れ(2) 各論
5.``良い''授業とは? 総論
6.``良い''授業とは? 各論
7.教育実習についての省察(1)問題点
8.教育実習についての省察(2)総括
9.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」 板書
10.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」発語
11.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」学級経営
12.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」学級管理
13.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」教材
14.討論「自分の授業実践の紹介と教育実習に関する意見交換」グループワーク
15.まとめ

評価

毎時間提示される課題に対して評価を行う

教科書

特になし

参考書・参考資料等:自分の専攻科目の学習指導要領,および講義の際に配布する資料

連絡先

藤原(連絡先未登録)