書道科教育法II
目的
中学校国語科の書写および高等学校芸術科書道教育の教科者として,必要な指導内容と指導法について,新制中学.高等学校当初から歴史を踏まえながら学び,新学習指導要領の内容と指導方法について理解を深め,評価や教育機器の利用についても扱う予定である.教育現場で実際に授業担当する場合に,理論的にも実践的にも役に立つ内容を中心に講義と実習も行う.さらに年間指導計画案及び細案を作成して授業に備えることとする.
概要
中学校国語科の書写および高等学校芸術科書道教育を担当する教員として必要とされる書写書道教育に関する基礎的な知識と技術の修得.
注意
本年度は開講しない.毎時のノートの提出と中·高の年間指導計画案及び一単元の細案の提出をもってレポートにかえる.
目標
1. | 書写書道教育に関する基礎的な知識と技術の修得 |
計画
1. | 1.授業概要の説明と書写·書道教育の創意工夫について. |
2. | 2.書写·書道科教員に求められる知識·能力·技術 さらに心と人間教育 |
3. | 3.中学校の書写と高等学校の芸術及び書道を通して人の生き様と教育について |
4. | 4.優れた古典作品の技法だけでなく時代背景や書者の生き方や考え方について |
5. | 5.芸術科書道の新指導要領の重点指導内容である調和体について,その指導と表現方法について |
6. | 6.書道史および書論について書の本質と関わる重要なものの指導を行う. |
7. | 7.書式について指導内容を実習しながら指導方法を工夫して行う |
8. | 8.高等学校書道の年間指導計画案の作成 |
9. | 9.一単元の細案作成と発表および模擬授業への指導助言 |
10. | 10.評価及びその方法について |
11. | 11.総合教育および生涯学習としての書写·書道教育 |
評価
出席状況,授業への取組み態度などのもとづく平常の評価と毎時のノート提出.中·高の年間指導計画案及び一単元の細案,さらに模擬授業とその評価などを総合的に行う.
再評価
行わない
教科書
新学習指導要領及びその解説書,高校の教科書,新版書の世界他,随時プリントを必要に応じて配布する.
連絡先
未定
- オフィスアワー: 授業終了後
備考
本年度開講しない