2009年度 人間·自然環境研究科 自然環境専攻 修士課程 選択科目 物質科学 — 1年(前期), 2年(前期)

物性科学特論(固体物理·構造物性)

Special Lecture on Materials Science

准教授・菅原 仁

2単位

目的

物質の示す物性には,その物質の構造が大きな影響をおよぼしている.構造を積極的に変化させる事により,新規な物性が出現する事も起こりうる.実際に大きさの異なる原子(イオン)による置換効果としてのケミカル·プレッシャー効果や圧力効果(静水圧および一軸性圧力)をはじめとして,ミクロな構造の違いが物性におよぼす影響を紹介し,それら現象がどのように理解されるかについて概説し,関連する演習を行う.

概要

固体物理·構造物性

注意

講義は,受講生によるゼミナール形式を中心に進める予定です.

目標

1.固体物理と構造物性に関する知見を深める.

計画

1.結晶構造と物性
2.結晶構造の制御と物性の変化
3.構造物性科学

評価

ゼミナール形式の講義における発表および質疑応答を中心に評価する.

教科書

参考書は適宜紹介する.

連絡先

菅原(連絡先未登録)
オフィスアワー: 質問などは在室時随時受け付ける.

備考

隔年開講,今年度開講