物性科学特論演習(固体物理·計測法)
准教授・齊藤 隆仁
2単位
目的
高機能を有する物質は,その特異な結晶構造,電子構造から様々な物性が導かれる.物質のミクロ構造,電子構造を研究するためには,磁気共鳴等の計測システムの原理を理解したうえで,測定される物理量から物質の示す物性を評価する必要がある.この講義では物性測定を行う計測システムの原理や装置の実際および物性評価とその応用についての演習を行う.
概要
実験における基本的な計測装置及びそれらを組み合わせた計測システムの例としての磁気共鳴実験等を選び,固体物理学における研究方法について演習を行う.
関連科目
注意
講義は,受講生によるゼミナール形式を中心に進める予定です.
目標
1. | 磁気共鳴等の計測システムの原理を理解し,計測から物理量を正しく導くことができる. |
計画
1. | 第1回:物性研究 |
2. | 第2回∼第4回:計測システムの原理 |
3. | 第5回∼第7回:計測システムの装置 |
4. | 第8回∼第10回:計測から得られる物性 |
5. | 第11回∼第13回:金属,超伝導体の計測の例 |
6. | 第14回∼第15回:物性研究の応用 |
評価
ゼミナール形式の演習における発表および質疑応答を中心に評価する.
教科書
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連絡先
齊藤(総合科学部3号館1N08, 088-656-7232, saito@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (後期)金曜日 12∼13時,3号館 1N08,saito@ias.tokushima-u.ac.jp
備考
隔年開講