物質分析法I
教授・今井 昭二
2単位
目的
分析化学で用いられる化学平衡の基礎的内容について講義する．また，統計的なデータ処理についても十分学習する．
概要
分析化学の純粋化学的立場と社会に役立つソシオテクノロジーにおける役割について講義を行なった後，定量および定性分析の基礎について化学平衡の観点からの講義を行う．実験の具体的操作については基礎化学実験において学んでください．
キーワード
分析化学
注意
関数電卓を持参．化学量論的な事項が多くなります．
目標
| 1. | 分析化学の基礎となる化学分析法の知識と理論の理解と応用を目標とします． |
計画
| 1. | 序論 分析化学と定量分析 |
| 2. | 誤差と分析データの処理 |
| 3. | 滴定分析法 |
| 4. | 重量分析法 |
| 5. | 〃 |
| 6. | 化学平衡概説 |
| 7. | 酸塩基平衡 |
| 8. | 〃 |
| 9. | 複雑な系の酸塩基平衡 |
| 10. | 錯生成滴定 |
| 11. | 溶解平衡 |
| 12. | 酸化還元平衡 |
| 13. | 〃 |
| 14. | 酸化還元滴定 |
| 15. | 〃 |
| 16. | 試験 |
評価
定期試験と出席状況．但し，試験が20点未満の場合には，再試験は認めない．
再評価
試験が20点以上の学生に対して実施する．
教科書
教科書:ディ，アンダーウッド，定量分析化学(培風館)．
参考資料
授業中に紹介する
連絡先
今井(総合科学部3号館2N08, 088-656-7273, imai@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (前期) 木曜日 12:00-13:00