生物化学
准教授・佐藤 高則
2単位
目的
生体を構成する生体高分子のうち,タンパク質·酵素に焦点を当て,その化学構造など基礎的な事項から,それらの生体内における機能までの総合的な理解を目的とする.
概要
タンパク質·酵素の構造と機能相関の理解
キーワード
タンパク質,酵素,構造·機能相関
先行科目
関連科目
注意
生命·環境コース(生命機能サブコース·生命環境サブコース),物質·環境コース(化学系サブコース)のサブコース指定科目です.
目標
1. | タンパク質·酵素の性質や機能の理解 |
計画
1. | アミノ酸の物性と構造 |
2. | タンパク質の分類 |
3. | タンパク質の立体構造I |
4. | タンパク質の立体構造II |
5. | タンパク質の分離·分析法 |
6. | タンパク質の構造解析および構造変化解析法 |
7. | タンパク質のフォールディング |
8. | プロテオーム解析 |
9. | 酵素の分類と反応速度論 |
10. | 酵素反応機構I |
11. | 酵素反応機構II |
12. | タンパク質工学·酵素工学 |
13. | 定期試験 |
評価
毎回の課題(60%)と定期試験(40%)の合計で評価する.
再評価
試験細則に準拠し,受験資格のあるもののみ再試験を行います
教科書
Stryer 「Biochemistry」(Freeman)
ヴォート「基礎生化学」(第2版)田宮ほか訳(東京化学同人)
参考資料
B.D.Hamesほか,田之倉優ほか訳「生化学キーノート」(Springer)
遠藤克己ほか「生化学ガイドブック」(南江堂)
ヴォート「生化学」(上・下)(東京化学同人)
その他,プリントを適宜配布する.
パワーポイント配布資料および実施済み課題は,下記webからダウンロードできます.
連絡先
佐藤(3N05, 088-656-7657, tsatoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 特に指定しない.いつでもよい.研究室;三号館三階北棟生物化学研究室,e-mail tsatoh@ias.tokushima-u.ac.jp