2009年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 学部課程 — 2年(前期)

言語資料とコンピュータ

教授・井上 永幸

2単位

目的

コンピュータによって文字資料の作成,取り込み,加工,データベースの作成などが非常に容易に行える.また言語資料の電子資料化は古くから行われてきており,その蓄積は膨大なものになっている.このように人文系の研究にとって,もはや不可欠なコンピュータについての基礎的な知識を身につけることを目指す.

概要

コンピュータによる言語資料の取り扱い

注意

この授業は欧米言語コースに進む予定の2年生を対象にしている.それ以外の学生については,キャパシティの関係上受講を断る場合がある.コンピュータやソフトの取り扱いは何よりも慣れることが必要であり,毎回出席することはもちろんのこと,学習した事柄をできるだけ復習してもらいたい.

目標

1.コンピュータの操作および各種ソフトウェアの操作について習熟すること,そしてインターネットに関する基本的知識とエチケットを知ること.

計画

1.授業概要説明
2.Word (1) 基本的な編集技術
3.Word (2) 環境を整え文書の付加価値を高める
4.Word (3) アイデアプロセッサ的な使い方
5.電子化辞書の活用
6.WEB検索と語学学習·研究 (1)
7.WEB検索と語学学習·研究 (2)
8.オンラインコーパスサービスの活用
9.コーパス検索と語学学習·研究 (1)
10.コーパス検索と語学学習·研究 (2)
11.コーパスの構築と活用 (1)
12.コーパスの構築と活用 (2)
13.コーパスの構築と活用 (3)
14.発表
15.総括授業

評価

課題提出と発表.

再評価

なし.

教科書

教材はプリントとして配布またはWebページで提示する.参考書については別途指示.

連絡先

井上(2302, 088-656-7125, inoue@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 10時30分∼14時
オフィスアワー: 毎週 水曜日 14:35-16:05 井上研究室(総合科学部1号館3階),e-mail:inoue@ias.tokushima-u.ac.jp