言語資料とコンピュータ
教授・井上 永幸
2単位
目的
コンピュータによって文字資料の作成,取り込み,加工,データベースの作成などが非常に容易に行える.また言語資料の電子資料化は古くから行われてきており,その蓄積は膨大なものになっている.このように人文系の研究にとって,もはや不可欠なコンピュータについての基礎的な知識を身につけることを目指す.
概要
コンピュータによる言語資料の取り扱い
注意
この授業は欧米言語コースに進む予定の2年生を対象にしている.それ以外の学生については,キャパシティの関係上受講を断る場合がある.コンピュータやソフトの取り扱いは何よりも慣れることが必要であり,毎回出席することはもちろんのこと,学習した事柄をできるだけ復習してもらいたい.
目標
1. | コンピュータの操作および各種ソフトウェアの操作について習熟すること,そしてインターネットに関する基本的知識とエチケットを知ること. |
計画
1. | 授業概要説明 |
2. | Word (1) 基本的な編集技術 |
3. | Word (2) 環境を整え文書の付加価値を高める |
4. | Word (3) アイデアプロセッサ的な使い方 |
5. | 電子化辞書の活用 |
6. | WEB検索と語学学習·研究 (1) |
7. | WEB検索と語学学習·研究 (2) |
8. | オンラインコーパスサービスの活用 |
9. | コーパス検索と語学学習·研究 (1) |
10. | コーパス検索と語学学習·研究 (2) |
11. | コーパスの構築と活用 (1) |
12. | コーパスの構築と活用 (2) |
13. | コーパスの構築と活用 (3) |
14. | 発表 |
15. | 総括授業 |
評価
課題提出と発表.
再評価
なし.
教科書
教材はプリントとして配布またはWebページで提示する.参考書については別途指示.
連絡先
井上(2302, 088-656-7125, inoue@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日 10時30分∼14時
- オフィスアワー: 毎週 水曜日 14:35-16:05 井上研究室(総合科学部1号館3階),e-mail:inoue@ias.tokushima-u.ac.jp