2009年度 総合科学部 学部課程 新カリキュラム・学部共通科目 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナールⅠ

教授・三好 德和, 教授・和田 眞

2単位

目的

高校までの「先生の話を聞いて覚えて書き出して終わり」という授業から一歩踏み出し,自分自身やグループでテーマに積極的に取り組んで行くのが大学です.リサーチ,討論,まとめ,発表といった過程を経験してみることが大切です.物質や環境に関わる科学を学問として深めていく上で大切な思考の過程と姿勢とを修得することを目的とします.

概要

徳島大学総合科学部に入学して,少なくとも4年間をどのように過ごすのか?化学や環境科学について学びたい場合は,どのようなことが必要とされるのか.まずは,その概要について講義を聴くだけでなく自分自身で調べ,考え,そして自分の意見を述べたり,発表したりする機会を設ける.また,卒業後の予定·目標はどうなのか?それに向かって何をどうできるのかについても考える.

キーワード

化学,有機化学,環境科学

目標

1.1. 自学自習の態度を身につける. 2.調べる,まとめる,討論,表現する能力を身につける.

計画

1.自己紹介,総論
2.総合科学部で環境科学や化学等を学ぶにあたって,レポートの書き方
3.リサーチング:図書館における専門図書,学術雑誌,インターネットサーチングについて
4.化学物質·環境問題と健康について1
5.化学物質·環境問題と健康について2
6.化学物質·環境問題と健康について3
7.化学物質·環境問題と健康について4
8.資源·エネルギーの問題,リサイクルとゼロエミッション1
9.資源·エネルギーの問題,リサイクルとゼロエミッション2
10.発表テーマの設定
11.発表会1回目
12.発表会2回目
13.発表会3回目
14.発表会4回目
15.総括授業

評価

授業や課題への取り組みおよび発表を総合的に判断します.

再評価

なし

教科書

適宜授業中に紹介します

参考資料

適宜授業中に紹介します