2009年度 総合科学部 学部課程 新カリキュラム・学部共通科目 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナールⅠ

准教授・山本 裕史

2単位

目的

徳島大学総合科学部での環境共生・化学関連コースに進むにあたって必要な心構えを身につけ,自学・自習,研究発表プレゼンテーションなどの大学での基本的な教育・研究の流れを理解する.

概要

総合科学部で環境科学に関する学習,研究を進めていくに当たって必要なレポート・要約の作成,発表プレゼンテーションについてゼミナール形式で順番をきめておこなう.また,実際問題の研究例として,都市河川の水質汚濁の問題解決に向けて様々なアプローチで取り組む.

キーワード

環境科学,水質浄化,自学・自習,セミナー,問題解決

関連科目

科学と人間

目標

1.大学における自学・自習とレポートの作成,発表プレゼンテーションという流れを実感し,4年間の大学生活の流れを理解する

計画

1.シラバス・授業内容の説明,自己紹介
2.総合科学部の環境科学関連教員とその研究内容の紹介
3.レポート・要約の書き方と研究の進め方
4.暮らしと環境科学(持続可能な社会を目指して,地球の自然環境と生物)
5.暮らしと環境科学(地球規模の環境問題,水と食と環境)
6.暮らしと環境科学(住まいと環境,化学物質の健康影響と安全管理)
7.暮らしと環境科学(ごみとリサイクル,経済活動と環境保全)
8.暮らしと環境科学(環境政策とその実現の手法,科学技術と社会)
9.水質汚濁が進む都市河川について(実地見学)
10.水質汚濁が進む都市河川について(研究テーマの設定)
11.水質汚濁が進む都市河川について(研究の実施-1)
12.水質汚濁が進む都市河川について(中間発表)
13.水質汚濁が進む都市河川について(研究の実施-2)
14.水質汚濁が進む都市河川について(最終報告会-1)
15.水質汚濁が進む都市河川について(最終報告会-2)
16.総括授業

評価

出席40%,レポート40%,発表20%

教科書

暮らしと環境化学,東京化学同人,1680円

連絡先

山本(総合科学部3号館 2N07, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)