基礎数学 / 微分積分学
Basic Mathematics / Calculus
平成19年度以前の授業科目:『基礎数学』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『基礎数学 / 微分積分学』
肩書不明・前田 茂
2単位
月(5・6) 薬(薬2)授業の目的
微分積分学は,線形代数学と並び,多くの応用分野において基本的道具の役割を果たしており,その修得は必須ともいえる.1変数関数に関する微積分は,既に高等学校で学んでいるが,本講義ではそれらの基礎知識を再確認しつつ,さらに進んで,多変数関数に関する微分法,積分法の修得を目的とする.
授業の概要
本講義では,1変数関数に関する微積分の基礎知識を復習しつつ,微分法については偏微分並びにその応用,積分法については重積分,広義重積分,並びにそれらの応用についての講義を予定している.
到達目標
1. | 多変数関数に関する微積分を理解し,使いこなせるようになること. |
2. | 偏微分を理解し,偏導関数の計算ができる. |
授業の計画
1. | 1変数関数の微分法 |
2. | 2変数関数の極限と連続性 |
3. | 偏微分と全微分 |
4. | Taylor の定理 |
5. | 陰関数定理 |
6. | 2変数関数の極値 |
7. | 条件付き極値問題 |
8. | 1変数関数の微分法 |
9. | 有理関数の積分,並びに関連する関数の積分 |
10. | 重積分 |
11. | 重積分の変数変換 |
12. | 広義の重積分 |
13. | 多重積分 |
14. | 重積分の応用 |
15. | 期末試験 |
16. | 総合学習 |
成績評価の方法
期末試験,小テスト等により評価する
再試験の有無
有
教科書
江口正晃他著「基礎微分積分学」,学術図書出版社,2200円+税
WEBページ
連絡先
前田(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 火曜 12:00-13:00