人間と生命 / 宗教と人間
Humanity and Life / Religion and human being
平成19年度以前の授業科目:『人間と生命』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『人間と生命 / 宗教と人間』
授業の目的
人間とは何なのかについて,様々なテーマについて宗教との関連性から思考を深めながらつ考えてきます.地域社会人との意見交換や,受講生の発表を聞きながら,自らの考えをまとめて行きます.自分の持っていたとは異なった視点から物事を見る経験を積むことにより,学ぶということの意味を考えます.また,人間についての考察を深めることを目指します.
授業の概要
本講義は,人間とは何なのか,他の生物とどのように違うのかについて宗教を起点として考えていきます.他の生物で見られる物理的な力関係は,人の支配関係では必ずしも当てはまりません.このような現象を理解するために,人間社会で営まれてきた様々な現象をもとに,宗教の関係性について考えていきます.
キーワード
宗教,人間,支配,権力,文化
受講者へのメッセージ
地域の社会人がボランティアとして参加する授業です.コメンテータとして,授業で取り上げるテーマについてコメントをしてもらいます.この授業のカテゴリーは,「人間と生命」ですが,「歴史と文化」「生活と社会」「自然と技術」にも関係する総合的な内容です.いわゆる宗教学の授業とは内容が異なります.
到達目標
1. | 人間と他の生物との違いは何なのかについて考える. |
2. | 宗教とは,人間にとってどんな意味があるのかについて考える. |
授業の計画
1. | はじめに(教養と宗教) |
2. | 人間とは |
3. | 真理をもとめるということ |
4. | 人に伝えるということ |
5. | 支配をするということ |
6. | 権力 |
7. | 正義 |
8. | 戦争 |
9. | 国 |
10. | 律法と法律 |
11. | 民主主義 |
12. | 和とは何か? |
13. | 日本人の宗教觀 |
14. | 学校と大学 |
15. | 科学とは何か? |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
毎回のミニレポート70%,期末レポート 30% として評価する
再試験の有無
なし
教科書
特になし
参考書
適宜参考書を紹介します.
WEBページ
連絡先
大橋(656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)