2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(後期), 2年(後期)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(後期), 2年(後期)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(後期), 2年(後期)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(後期), 2年(後期)

2009年度 総合科学教育部 臨床心理学専攻 博士前期課程 — [選択] 1年(前期), 2年(前期)

行動科学

教授・濱田 治良, 教授・佐藤 健二, 准教授・三浦 哉

2単位

目的

1)精神物理学的な考え方を理解し,人間の知覚が人間特有なものであり,刺激と知覚反応の間には簡潔な法則性があることを理解する. 2)人間の行動に関して,特に,臨床社会心理学的観点から,その成果(例えば,トラウマの開示と健康の関連)と研究方法について理解する. 3)人間の行動,特に身体活動との関連から身体構造および呼吸・循環・代謝機能の特性,また,それらの測定評価方法について理解する.

概要

心理学とスポーツ科学の立場から,知覚心理学と臨床社会心理学における研究方法,そして身体の構造と機能の特性,測定法を講義し,行動科学におけるエヴィデンスについて考察する.

計画

1.ウェーバーの法則(濱田治良)
2.フェヒナーの法則(濱田治良)
3.スティーブンスの法則(濱田治良)
4.マッチング法とマグニチュード推定法による明るさの恒常性の検討(濱田治良)
5.極限法とマグニチュード推定法によるデルブーフ錯視の検討(濱田治良)
6.臨床心理学的研究法の概観(佐藤健二)
7.臨床心理学的課題に関する調査法(質問紙法等)(佐藤健二)
8.臨床心理学的課題に関する実験法Ⅰ(社会不安障害者の認知特性等)(佐藤健二)
9.臨床心理学的課題に関する実験法Ⅱ(トラウマの開示と心身の健康)(佐藤健二)
10.臨床心理学的課題に関する事例研究法(認知行動療法を用いた事例等)(佐藤健二)
11.身体組成(三浦 哉)
12.身体活動時の呼吸機能の特性(三浦 哉)
13.身体活動時の循環機能の特性(三浦 哉)
14.身体活動時の代謝機能の特性(三浦 哉)
15.身体諸機能の測定評価方法(三浦 哉)

評価

レポートにより単位認定をする.

教科書

なし

参考資料

配布資料に基づいて講義を進める.