2009年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

健康生活支援看護学特論

教授・多田 敏子, 教授・田村 綾子, 教授・岸田 佐智, 教授・葉久 真理

2単位

目的

地域で生活するあらゆる健康レベルにある母子・成人期および高齢者等のQOL向上を支援するための第一次予防から第三次予防までの看護およびケアシステムに関する理論について理解できる.

概要

地域で生活するあらゆる健康レベルにある母子・成人期および高齢者等のQOL向上を支援するための第一次予防から第三次予防までの看護およびケアシステムに関する理論について教授する.

キーワード

生活の質,健康増進,生活,看護介入

先行科目

保健学特論

注意

事前学習をして主体的に参加すること

目標

1.人々が健康な生活を維持するために看護職の果たす役割を見出だす

計画

1.プライマリヘルスケアの理念(多田)
2.ヘルスプロモーションの理念(多田)
3.QOL評価(多田)
4.(親になること)の移行(transition)に関する概念(岸田)
5.リプロダクティブヘルス・ライツに関する理念(岸田)
6.女性のライフサイクル上の危機的状況(岸田)
7.女性とエンパワーメント(岸田)
8.女性の健康とケアモデル(葉久)
9.妊娠・出産における効果的ケア(effective care)(葉久)
10.助産実践の費用対効果分析(葉久)
11.助産における意思決定(葉久)
12.生活の再構築のためのリハビリテーションの理念(田村)
13.回復感覚に関する概念(田村)
14.生活支援とADL評価(田村)
15.急性期・回復期・維持期を貫く二次障害予防のためのケア方法(田村)
16.試験

評価

課題レポート,筆記試験などにより行う

再評価

再試は1回のみ行う

教科書

適宜資料を準備する.あるいは指示する.

連絡先

多田(保健学科棟3階, 088-633-9033, tada@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日16:00-18:00
岸田(088-633-9032, skishida@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月17:00-19:00