2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士後期課程) 博士後期課程 — [必修] 2年(通年)

地域科学特別演習Ⅱ

教授・中川 秀幸

4単位

目的

日本沿岸の未利用な海洋性危険生物からの蛋白質成分の構造的および生理学的な視点から解析を行い,生命科学的に研究する能力を習得させる.

概要

博士論文の作成の指導を受ける.学生は論文を書く機会が少ないことから,論文形式のタームペーパーを課し,見込みのあるペーパーを投稿論文の水準にまで高めるトレーニングを行う.あわせて,研究成果の発表方法(魅力あるパワーポイントスライドやレジメの作成方法,口頭報告の方法)も学習する.

目標

1.先行研究のデータを効率的に把握し解釈する.論文の成否を分ける魅力あるテーマ設定と章立て行う.論文執筆の一連の過程において,先行研究を踏まえた独自の視点,方法論の適切さ,結論の説得性などに常に留意できるようになる.

計画

1.研究課題の設定
2.研究課題に関する先行研究の調査
3.理論と方法論の選択(質的調査あるいは量的調査)
4.論文の章立て
5.論文の執筆
6. 〃
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12.研究会などで研究成果の発表・討論
13. 〃
14.論文の修正
15. 〃
16.総括

評価

博士論文の成否

教科書

なし

参考資料

適宜指導

連絡先

中川(3222, 088-656-7259, sea-hide@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 研究室に在室の時はいつでも.