2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 地域創生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 環境共生分野 — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(文系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [必修] 1年(通年), 2年(通年)

地域科学特別演習Ⅰ

教授・石田 三千雄

8単位

目的

地域社会の文化的基盤を哲学思想の立場から研究することを目指す.

概要

地域社会の文化的基盤を哲学思想の立場から研究するために,修士論文作成に必要な能力の育成の指導を行う.欧米の環境倫理学および美学に関わる文献を紹介しながら,学生個人のテーマ設定を手助けし,文献探索の仕方や論文の読み方・論文の作成の仕方の指導を行う.学生と基本的な文献を読みながら,レポート作成を課し,発表してもらう.地域社会の基盤をなす哲学思想的なものの考え方・技法を身につけるために,ゼミ形式で授業を行う.

目標

1.環境哲学や欧米の環境倫理学および自然美学に関わる問題を日本の文化との差異も踏まえて,学生に提示して,学生個人の興味に従って研究テーマを設定させる.そのための文献探索の仕方や論文の読み方・論文の作成の仕方を訓練する.また他人と討論する能力,他人に自分の主張をプレゼンテーションする能力を養う.以上により地域環境の基盤をなす哲学思想的なものの考え方を身につけることを目指す.

計画

1.1年次前期のはじめに修士論文の作成を見通した研究計画書を提出してもらい,研究のスケジュールと研究テーマを決定する.研究テーマに関する先行研究の文献調査を行い,基本的な文献や関連する論文については授業の中で学生と一緒に輪読も行う.また授業の中で何度か発表を行ってもらい,それに関して文献の引用の仕方や論文作成のための指導を行う.また後期には研究の成果の発表会を授業時間以外に設け,他の哲学関係の教員からの助言を受ける.

評価

学生が発表したものを評価の材料にし,授業での取り組みの姿勢や発現を考慮して単位を認定する.

再評価

しない

教科書

なし

連絡先

石田(2328, 088-656-7147, mishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜13時から14時