地域科学特別演習Ⅰ
准教授・山本 裕史
8単位
目的
その化学物質の魚類や甲殻類，藻類に対する従来型の急性・慢性試験に加え，内分泌かく乱や遺伝毒性に関する様々なバイオマーカーを用いて影響を評価し，地域環境中での検出値や予測値との比較により，生態リスク・環境影響を評価する．
概要
環境汚染化学物質の動態解明や生態影響に関する実験に加えて学術論文や専門書の購読，活発な議論や学会発表，学術論文の執筆をおこなう．
キーワード
微量汚染化学物質，水環境，水生生物，河川水質
先行科目
関連科目
目標
| 1. | 微量で生理活性がある汚染化学物質の河川等の地域環境や水処理施設内での動態メカニズムを実験的に解明することを目指す． |
計画
| 1. | 有害汚染科学物質のスクリーニング・選定に向けた文献調査 |
| 2. | 有害汚染科学物質のスクリーニング・選定 |
| 3. | 対象とするフィールド・供試生物の選定に向けた文献調査 |
| 4. | 対象とするフィールド・供試生物の選定 |
| 5. | 条件の設定・最適化に向けた文献調査 |
| 6. | 条件の設定・最適化 |
| 7. | 実地調査・試料採取 |
| 8. | 試料の前処理 |
| 9. | 中間発表 |
| 10. | 実験室内実験の開始 |
| 11. | 実験室内実験の実施 |
| 12. | 実験室内実験の試料の分析 |
| 13. | 採取した環境試料の分析 |
| 14. | 分析結果の解析 |
| 15. | 結果のまとめと解析 |
| 16. | 学会発表等 |
評価
セミナーでの発表，実験の実施，学会・学術雑誌への発表，論文の執筆等を総合的に評価する．
教科書
適宜指示する
連絡先
山本(総合科学部3号館 2N07, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)