医用工学
Medical Technology
目的
医用工学の最近の動向を知り，そこで用いられる様々な先端技術や器機の原理及び実際的操作などを理解する．また同時に，医療領域などの社会に対する生物工学の貢献についても理解する．
概要
医用工学の最近の動向と実際，またその領域での生物工学の役割と将来性について講義する．
キーワード
脂質膜，組織誘導，医用工学，再生医療
要件
特になし．
注意
配布する資料を用いて予習・復習を励行すること．
目標
| 1. | 最近の医用工学の進歩における生物工学の役割について理解する． |
| 2. | バイオテクノロジーにおける最新の分析手技や分析機器の原理と応用例について理解する． |
計画
| 1. | 脂質膜の構造と機能 |
| 2. | 脂質膜の環境適応性とその医学・工学的応用 |
| 3. | 生体組織の修復再生機構 |
| 4. | 運動器系の医用工学 |
| 5. | 消化器・循環器系の医用工学 |
| 6. | 泌尿器・感覚器系の医用工学 |
| 7. | 中間試験(到達目標1・2の一部評価) |
| 8. | 内分泌系(脳，脳下垂体，甲状腺)の医用工学 |
| 9. | 内分泌系(副腎，卵巣，精巣)の医用工学 |
| 10. | 内分泌系(膵臓，消化器，心臓)の医用工学 |
| 11. | 中間試験2(到達目標1・2の一部評価) |
| 12. | 皮膚:構造と再生医療技術 |
| 13. | 骨:構造と再生医療技術 |
| 14. | 軟骨:構造と再生医療技術 |
| 15. | 中間試験3(到達目標1・2の一部評価) |
| 16. | 期末試験(到達目標1・2の一部評価) |
評価
出席率80%以上で，到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする．達成度は中間試験(50%)，期末試験(50%)で評価する(出席点は加えない)．
JABEE合格
成績評価と同じ．
JABEE関連
本学科教育目標(C)，(D)に対応する．
対象学生
開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能
教科書
受講者に講義資料を配布する．
参考資料
特に指定しない．
連絡先
生物工学科事務室(M棟703号室)
備考
原則として再試験は実施しない．