2010年度 工学部 化学応用工学科 昼間コース — [選択] 2年(前期)

エコシステム工学

Ecosystem Engineering

教授・木戸口 善行, 教授・上月 康則, 教授・近藤 光男, 教授・橋本 修一, 教授・藤澤 正一郎, 准教授・奥嶋 政嗣, 准教授・松尾 繁樹, 講師・山中 亮一, 助教・富田 卓朗, 講師・佐藤 克也, 助教・伊藤 伸一

2単位

目的

自然環境と社会環境の調和を目指す工学者に必要,かつ有効な多様な考え方,技術,つまりエコシステム工学の理念と実際について理解する.

概要

本講は,エコシステム工学コースの教員が各専門分野における持続的可能な発展を実現する最新の情報,技術について講述する.

キーワード

環境工学,エコシステム工学

要件

特に無し

注意

特に無し

目標

1.1.技術者が人間社会の発展と自然環境の保全に果すべき役割と責任を理解している.

計画

1.ガイダンス,概要説明,レポート1
2.うるおいある地域づくりと交通システム,レポート2
3.社会的ジレンマと社会的決定,レポート3
4.エネルギーの高効率利用と大気環境の保全,レポート4
5.大気環境問題とクルマ,レポート5
6.環境保全のための省エネルギー,レポート6
7.障害を持つ人のための福祉工学,レポート7
8.沿岸域の環境問題と数値シミュレーション,レポート8
9.心のエコを支援するユビキタスシステム,レポート9
10.生態系工学による自然環境修復の取組み,レポート10
11.生態系工学による自然環境修復の取組み,レポート11
12.エコシステムと光化学,レポート12
13.再生医療と工学との関わりについて,レポート13
14.20世紀の科学者と技術倫理,レポート14
15.エコシステムと光物理,レポート15

評価

到達目標1の達成度はレポートの評点により評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.到達目標1をクリアした場合を合格とし,成績は,到達目標1の評点の重みを100%として算出する.

JABEE合格

【成績評価】と同一とする.

対象学生

他学科,他学部学生も履修可能.受講者数が多い場合には受講を制限する場合もあるので,初回の授業(ガイダンス)には必ず出席すること.

教科書

講義時にプリントを配布する.

参考資料

環境白書

連絡先

佐藤(エコ棟 705, 088-656-2168, katsuyas@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)