音声•音楽情報処理
Sound information processing
准教授・鈴木 基之
2単位
目的
音の信号処理技術，音声認識，音楽情報処理で用いられている基礎知識と技術について理解する
概要
まずは音の物理とスペクトル解析の概念について講義を行う．その後，音声認識システムの概要について理解し，実際にフォルマント周波数を用いた母音認識システムをC言語を用いて作成する．更にDP，HMMといった現在の音声認識システムで用いられている技術について学ぶ．次に，人間の聴覚特性とそれを用いた音声・音楽符号化法，更には音楽情報処理に関する技術について講義を行う．
キーワード
音声，音楽，音声認識，信号処理
要件
C言語で，ファイルの読み書きをプログラミングできること．
目標
| 1. | 音信号のスペクトル解析の概念について理解する |
| 2. | 音声認識システムの概要について理解する |
| 3. | 音楽情報処理の技術について理解する |
計画
| 1. | 音の物理 |
| 2. | 音色とスペクトル解析 |
| 3. | 録音機器，A/D変換 |
| 4. | 音声認識システムの概要 |
| 5. | フォルマント抽出と母音認識 |
| 6. | 母音認識システムのプログラミング |
| 7. | 〃 |
| 8. | 母音認識実験 |
| 9. | DPによる音声認識 |
| 10. | HMMによる音声認識 |
| 11. | 言語モデル |
| 12. | 人間の聴覚特性 |
| 13. | 音声・音楽符号化 |
| 14. | 音楽の物理 |
| 15. | 音楽情報検索 |
| 16. | 定期試験 |
評価
レポートと定期試験70%，出席及び受講態度30%
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
特に指定しない
連絡先
鈴木(C棟2階202, 088-656-9689, suzuki_m@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)