機械数理演習1
Mathematical Fundamentals of Mechanical Engineering 1
1単位
目的
機械工学の専門科目を受講する前に,最低限修得しておかなければならない基本的な数学および物 理の概念を精選し,5人程度の少人数グループに分けてゼミ形式で教育する.
概要
授業計画で挙げた項目について演習を行うが,上記の時間配分や内容は固定的なものではない. 例えば高校にお いて物理を履修していない学生のグループでは,物理に重点を置いた内容を学習させることもあり得る. 計算テクニ ックの修得だけでなく,基礎的な概念を把握するように努めさせる.
要件
特になし
注意
演習科目であるので他の実習·実験科目と同様に全回出席者が成績評価の対象となる. 欠席しないこと.
目標
1. | 高校で修得した数学および物理学の基礎的な知識を完全に身につける. |
2. | 演習問題に対して,解法の記憶に頼ることなく解答を導き出すことができる. |
3. | 問題の解き方を他人に説明することができる. |
計画
1. | 習熟度チェックテスト |
2. | (グループ分け作業) |
3. | 微分法の基礎 |
4. | 微分法の応用 |
5. | 積分法の基礎 |
6. | 積分法の応用 |
7. | テイラー展開の考え方 |
8. | 統計学の基礎 |
9. | ベクトルの基礎 |
10. | 行列の基礎 |
11. | 方程式の物理的意味 |
12. | 単位と次元 |
13. | 有効数字 |
14. | 力学の基礎 |
15. | 電気回路の基礎 |
16. | 期末試験 |
評価
受講姿勢と毎回の演習での発表状況(50%),期末試験成績(50%)で評価し60%以上を合格とする.
JABEE合格
【成績評価】と同一である.
JABEE関連
(A)に対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
各グループ担当の教員が作成するプリント教材により演習を進める.
連絡先
当該年度の担当教員
備考
1. | 演習科目であるので他の実習·実験科目と同様に全回出席者が成績評価の対象となる. 欠席しないこと. |
2. | 平常点と期末試験の比率は5:5とする. |