プログラミング入門
Introduction to Programming
目的
UNIXオペレーティングシステムを念頭においたC言語の基礎を理解し,プログラムを「書く」習慣を身につける.
概要
UNIXオペレーティングシステムは,それを構成するカーネルやコマンドのソースプログラムはほとんどC言語で記述されていることはよく知られており,現在に至ってももっとも汎用で小回りの効くプログラミング言語である. C言語の初歩的な事柄について,実習による裏付けを取りながら理解を深めてゆく. 「コンピュータ入門」で培った技術を活用し,プログラミングを効率よく行う方法を学ぶ.
キーワード
UNIX,C言語,プログラミング技法
先行科目
要件
「コンピュータ入門」を受講していることが望ましい
目標
1. | 基本的なCプログラムの作成ができるようになる |
2. | 既存プログラムの「模倣」ではなく,アルゴリズムを自律的に思考する能力を身につける |
計画
1. | プログラムの流れと分岐 |
2. | 反復構造 |
3. | 配列 |
4. | 関数 |
5. | 関数と配列,有効範囲と記憶域期間 |
6. | 基本型 |
7. | マクロ,文字の扱い |
8. | 文字列の扱い |
9. | ポインタ基礎 |
10. | ポインタと配列 |
11. | ポインタによる文字列の扱い |
12. | 構造体 |
13. | 構造体と関数 |
14. | ファイル操作 |
15. | 総括と補足 |
16. | 期末試験(筆記) |
評価
課題を毎回出題する. 試験と課題の提出状況,受講姿勢を総合して評価する.平常点と試験の比率は4:6とする.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
柴田望洋,新版 明解C言語 入門編,ソフトバンククリエイティブ
参考資料
B.W. カーニハン·D.M. リッチー著 ·石田晴久 訳「プログラミング言語C 第2版」共立出版.
連絡先
森田(Dr.棟603, 088-656-7490, kam@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日 16:00∼19:00(年度ごとに学科の掲示を参照すること)
松本(C211, 088-656-7654, matumoto@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
渡辺(088-656-7487, shun-wata@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
「コンピュータ入門」と連続して講義および演習を進める.