ソフトウェア設計及び実習2
Software design and practice 2
目的
大規模ソフトウェアの作成を通じ,総合的能力(問題設定,問題分析,問題解決,能動的学習,グループワーク,コミュニケーション技術)および専門的能力(ツール運用,分析/設計,コーディング,デバッグ手法)を短期間のうちに習得することを目的としている.
概要
最初に基礎課題として,ユーザー·インターフェイス,ネットワーク·プログラミング,統合·モジュール化手法を個人単位で取り組む.その後,企画立案ならびにプレゼンテーション技術を学んだ後,メタな課題(例えば,GUIを用いたネットワークプログラミングによる対戦型ゲームの作成)に対して,グループ単位で企画,立案,ソフトウェア開発を行い,最終的にコンテストを行う.個人課題に対しては,レポート提出が毎週義務づけられる.
キーワード
GUIプログラム,ネットワークプログラム,モジュール化
関連科目
要件
コンピューター入門1,2,データ構造とアルゴリズム1,2の履修を前提にして実験を行う.
目標
1. | 抽象的な問題を具体的な問題に分析し,方針を決め,適切な手法をとり,粘り強く問題を解決する能力を育成する. |
2. | チームで協力しあって企画,スケジューリング, 設計,製作,評価,保守などの各プロセスを期限内で遂行する能力を育成する. |
3. | 成果を口頭または文書により明確かつ論理的に表現でき,プレゼンテーションによって双方向コミュニケーションを行える能力を育成する. |
計画
1. | ユーザー インターフェイス1(GUIとイベントドリブンプログラミング) |
2. | ユーザー インターフェイス2(アニメーションプログラミング) |
3. | ネットワーク プログラミング |
4. | STLプログラミング |
5. | 統合 モジュール化 |
6. | プレゼン指導,企画の仕方,最終課題説明 |
7. | 企画プレゼンテーション |
8. | 最終課題のソフト開発 |
9. | 〃 |
10. | 〃 |
11. | 〃 |
12. | 〃 |
13. | 〃 |
14. | 最終プレゼンテーション |
15. | コンテスト |
16. | 予備日 |
評価
基礎課題レポート,プレゼンテーション(発表),総合課題レポートを総合して評価する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
各実習毎に指定される.
参考資料
各実習毎に指定される.
連絡先
獅々堀(D棟214, 088-656-7508, bori@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日:15時∼18時
泓田(Dr.棟603, 088-656-7564, fuketa@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日 15:00∼18:00(年度ごとに学科の掲示を参照すること)
緒方(C507, 088-656-7498, ogata@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日∼金曜日:午後5時∼6時
得重(C棟303, 088-656-9447, tokusige@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日,火曜日(16:00-18:00)
森田(Dr.棟603, 088-656-7490, kam@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日 16:00∼19:00(年度ごとに学科の掲示を参照すること)
光原(C棟502, 088-656-7497, mituhara@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日午後6時から午後8時
渡辺(088-656-7487, shun-wata@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
松本(C211, 088-656-7654, matumoto@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
1. | 無断欠席および遅刻,期限後の報告提出は一切認められていない. また,ソフトウェア設計及び実習1未習得者は,ソフトウェア設計及び実習2を受講することはできず,通年科目として扱う. |
2. | 全ての実習と発表をおこない,全てのレポートを提出することが義務づけられている. その上で,基礎課題レポート,プレゼンテーション(発表),総合課題レポートを,5対2対3の比率で評価する. 但し,この比率は変更されることがある. |