2010年度 工学部 建設工学科 夜間主コース — [選択] 2年(後期)

統計解析

准教授・奥嶋 政嗣, 教授・山中 英生

2単位

目的

社会資本·土木施設の計画立案および評価に不可欠な,土木計画学の基礎となる理論および手法についての基礎的な能力を身につける.

概要

確率·統計の基礎を講述するとともに,多変量解析における重要な一手法である回帰分析について詳しく講述する. また,数理計画法の重要な分野である線形計画法・非線形計画法について講述する.

キーワード

確率統計,回帰分析,数理計画法,ネットワーク計画法

先行科目

都市計画

関連科目

都市計画

要件

なし

注意

なし

目標

1.回帰分析に関する基礎的能力を習得している.
2.数理計画法に関する基礎的能力を習得している.
3.ネットワーク計画法に関する基礎的能力を習得している.

計画

1.基礎数学の復習 復習課題1
2.確率分布 復習課題2
3.統計的推定と検定 復習課題3
4.統計的検定/中間テスト1
5.回帰分析(1) 単回帰分析 復習課題4
6.回帰分析(2) 重回帰分析 復習課題5
7.回帰分析(3) 検定 復習課題6
8.回帰分析(4) 演習/中間テスト2
9.最適化問題 復習課題7
10.線形計画問題の解法(シンプレックス法) 復習課題8
11.非線形計画問題の解法(ラグランジュ未定乗数法) 復習課題9
12.数理計画問題の応用/中間テスト3
13.数理計画のアルゴリズム 復習課題10
14.最短経路問題・最大流問題 復習課題11
15.工程管理とPERT/CPM 復習課題12
16.期末試験

評価

到達目標1,2,3の達成度を,授業への取組状況(復習課題の成績を含む)(20%)と中間テスト(30%)および期末試験(50%)によって総合評価し,総合評点≧60%を合格とする.

対象学生

他学科,他学部学生も履修可能

教科書

秋山孝正·上田孝行編著,よくわかる計画数学,コロナ社

参考資料

吉川和広著,土木計画学,森北出版

連絡先

奥嶋(エコ棟 603, 088-656-7340, okushima@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

欠席する場合は,事前に連絡すること.