2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士前期課程 — [選択]

固体イオニクス

Solid State Ionics

講師・中村 浩一

2単位

目的

エネルギー問題などで注目されているイオン伝導性固体の伝導機構を中心に,固体イオニクスにおける諸問題について理解する.

概要

固体中でのイオン伝導機構の解明,デバイスの開発などは,固体イオニクスと呼ばれる学際分野を形作っている.本講義では'イオン'をキーワードに,固体電解質におけるイオン拡散機構から,核磁気共鳴法や超音波測定などを用いたイオン物性の測定手法などについて述べる.

キーワード

イオン導電体,イオン拡散,2次電池

目標

1.イオン伝導性固体の基本的な物性を理解する.
2.基本的なイオン物性の測定手法について理解する.

計画

1.固体イオニクス
2.バンド理論と伝導機構
3.イオン結晶の点欠陥
4.マクロな拡散現象
5.拡散機構
6.固体電解質 (酸化物,ハロゲン化物)
7.固体電解質 (Li系化合物)
8.混合伝導体
9.電気伝導測定
10.イオン導電体材料の電気伝導
11.核磁気共鳴法
12.NMRにおける緩和モデル
13.イオン導電体材料のNMR
14.固体イオニクスの応用-イオン2次電池
15.固体イオニクスの最近の話題とこれから

評価

固体イオニクスに関するレポートで評価し,60%以上で合格とする.

参考資料

授業中に紹介する.

連絡先

中村(A216, koichi@pm.tokushima-u.ac(no-spam).jp)