2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 エコシステム工学コース 博士前期課程 — [選択]

資源化技術論

Chemistry and Technology for Recovery of Marine Resources

教授・廣津 孝弘, 准教授・槇田 洋二

2単位

形態

講義

目的

海洋の有用資源について概説,その回収技術及び利用技術について講述する.

概要

海水中のウラン,リチウム等,有用資源の回収技術の現状とこれからの課題について,我々が進めてきた研究を中心に概説する.

キーワード

海水,希少資源,回収,ウラン,リチウム,吸着,イオン交換,キレート

目標

1.海水希少資源回収技術開発とその意義を理解させること.

計画

1.海洋資源採取の意義
2.海洋中の溶存資源
3.海洋中希少資源の回収技術1
4.海洋中希少資源の回収技術2
5.吸着法1
6.吸着法2
7.吸着剤の開発1:イオン交換体
8.吸着剤の開発2:イオン交換体
9.吸着剤の開発3:キレート吸着体
10.吸着剤の開発4:キレート吸着体
11.リチウムイオン交換機構
12.リチウム回収プロセス
13.ウラン捕捉機構
14.ウラン回収プロセス
15.希少資源の回収コスト
16.海水希少資源回収の展望

評価

レポートにより理解度を評価する.

対象学生

他学科,他学部学生も履修可能

連絡先

廣津(産業技術総合研究所, 087-869-3562, takahiro-hirotsu@aist.go(no-spam).jp)