2010年度 先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻 建設創造システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻 機械創造システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 生命テクノサイエンスコース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 エコシステム工学コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 電気電子創生工学コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 知能情報システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

2010年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 光システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

ニュービジネス特論

Management Theory of New Business

目的

ニュービジネスとは,新しいアイデアや専門的な知識·技術を駆使して創造的に展開される事業を意味する言葉であり,その主たる担い手はベンチャーと呼ばれる企業である.この授業の目的は,受講生がベンチャー企業を起業するために必要とされる知識,ノウハウ,そしてスピリットを提供することにある.

概要

活力ある日本社会の再生が求められている.こうした要請を受け,政府は平成14∼16年度にかけて「大学発ベンチャー3年1000社計画」を実施し,その目標はほぼ達成されたが,今後も継続的に起業家教育を推進していくことの重要性には変わりはない.この授業は,こうした認識にもとづいて,徳島県が支援して開設された「学生創業支援講座」である.

要件

学部で「ニュービジネス概論」の単位を修得していない者のうち,授業開始時間までに教室入りできる者,グループを編成しビジネスプランを作成する意思がある者に限り受講を認める.

注意

遅刻や授業中の私語は厳禁とする.悪質な場合は,退場処分とし,以後の受講を認めない場合もあるので,くれぐれも注意すること.

目標

1.ベンチャービジネスを起業するために必要な知識を習得するとともに,ビジネスプランを作成できるようになることを目標とする.

計画

1.ガイダンス
2.ニュービジネスとは?
3.基調講演「二坪ビジネス 成功の秘訣」(仮題)
4.独立型ベンチャー成功のための理論
5.起業者に必要な法知識
6.資金調達と資本政策
7.間接金融
8.直接金融
9.会社経営の基礎
10.企業会計の基礎知識
11.ビジネスプラン作成のポイント
12.経営戦略とマーケティング
13.製品開発と知的財産権
14.ビジネスプラン作成実習
15.筆記試験
16.ビジネスプラン発表会

評価

到達目標の達成度を筆記試験(60%)とビジネスプランの提出(40%)で評価し,60%以上の評点を合格とする.成績は評点を100点満点に換算して算定する.また,筆記試験およびビジネスプランの提出は,開講された授業の3分の2以上に出席した受講生にのみ認めるものとする.

対象学生

大学院に在籍するすべての学生のうち,本学で開講されたニュービジネス概論の単位をまだ修得していない者を対象とする.受講希望者多数の場合は履修者数を抽選等の方法で制限する場合もある.詳細については,受講上の注意を示した掲示を行うので,受講希望者は必ずその指示にしたがうこと.

教科書

毎回レジュメを配布する.

参考資料

授業時間に数冊紹介する.

連絡先

教務委員会副委員長

備考

この授業では,毎回第一線で活躍されている実務家やアドバイザーを講師として招き,専門家の立場から理論プラス実践に役立つ知識の提供を行う.また,この授業は主に「起業」のための知識を提供するものであるが,その内容は一般企業や研究所,自治体などへの就職をめざす者にとっても十分役立つものとなっている.