2010年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士後期課程 — [選択]

表面機能学

Surface Science and Technology

教授・森賀 俊広, 講師・村井 啓一郎

2単位

形態

ポートフォーリオ

目的

表面とバルクの特徴と違いを理解し,それぞれの特長を生かした材料の材料設計·材料評価法について理解する.

概要

燃焼触媒,燃料電池用電極,透明導電性酸化物,蛍光体,光触媒酸窒化物半導体などの物性発現に重要な役割を果たしている表面構造·表面現象を講義し,それらの機能の開発と応用及び評価方法,材料設計法について,最近の研究事例を交えながら講述する.

キーワード

バルク,表面,光触媒,透明導電性酸化物,固体酸化物型燃料電池,蛍光体,X線光電子分光法,X線吸収微細構造

関連科目

化学機能創生特別演習,化学機能創生特別研究

要件

特になし

注意

レポート課題は2週間以内に提出すること.

目標

1.表面構造·表面現象を利用した材料の概略を理解する.

計画

1.オリエンテーション
2.光触媒金属酸窒化物に関する最近の事例 (1)
3.光触媒金属酸窒化物に関する最近の事例 (2)
4.透明導電性酸化物薄膜に関する最近の事例 (1)
5.透明導電性酸化物薄膜に関する最近の事例 (2)
6.透明導電性酸化物薄膜に関する最近の事例 (3)
7.X線分光法に関する最近の事例 (1)
8.X線分光法に関する最近の事例 (2)
9.X線分光法に関する最近の事例 (3)
10.白色LED用蛍光体に関する最近の事例 (1)
11.白色LED用蛍光体に関する最近の事例 (2)
12.燃焼触媒に関する最近の事例 (1)
13.燃焼触媒に関する最近の事例 (2)
14.電極材料に関する最近の事例 (1)
15.電極材料に関する最近の事例 (2)
16.最終レポート,試問

評価

各回に課すレポートおよび最終口頭試問の結果をもって評価する.

対象学生

他学科学生も履修可能

教科書

講義中に紹介する.

参考資料

講義中に紹介する.

連絡先

森賀(M603, 088-656-7423, moriga@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 前期は月曜日16:30から17:30,後期は木曜日16:30から17:30