表面機能制御特論
Materials Surface Performance Control
形態
講義
目的
PVDあるいはCVDのような表面改質法を利用して原子分子レベルから材料表面をナノ加工することによって,材料表面に新しい機能を発現させる材料表面ナノ加工法およびその評価法について講義し,新しい機能性材料の開発および実用化に対する指針を付与する.
概要
原子·分子レベルから材料表面を加工して材料表面に新しい機能を発現させる表面マイクロ加工法およびその評価法について講義し,可視光透過率,電気特性,電磁波遮蔽特性,光触媒特性,ガスバリア性のような機能性に加えて,疲労特性,摩擦·摩耗特性,腐食特性のような機械的性質等に与える材料表面改質の影響およびその評価法について講述する.
キーワード
表面改質,PVD,CVD,機能性薄膜,表面工学
要件
特になし
目標
1. | 機能性材料の開発目的を理解する. |
2. | 材料表面の機能性の評価法を理解する. |
3. | ナノ加工法を理解する. |
4. | 機能性材料表面の機械的性質を理解する. |
計画
1. | 材料表面の機能性 |
2. | 材料表面のナノ加工法 |
3. | 〃 |
4. | 〃 |
5. | PVDとCVDによる材料表面改質 |
6. | 〃 |
7. | 材料表面改質に関するグループ討論 |
8. | 材料表面機能の評価法 |
9. | 〃 |
10. | 可視光透過率 |
11. | 電磁波遮蔽特性 |
12. | 電気的特性 |
13. | 耐食性の改善法 |
14. | 摩擦摩耗特性の改善法 |
15. | 疲労特性の改善法 |
16. | 表面機能に関するグループ討論 |
評価
到達目標の4項目がそれぞれ達成されているかをグループ討論,レポートおよび試験によって評価し,4項目平均で60%以上であれば合格とする.
再評価
なし
教科書
プリント
連絡先
村上(M318, 088-656-7392, murakami@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)