基礎看護学実習Ⅰ
Clinical Practice in Fundamental Nursing 1
目的
病院で見学実習を行うことによって,患者の療養生活を知り,患者の理解を深める.また,病院の構造・病床環境や看護体制・看護の役割の実際を学習する.さらに,見学実習と医療の専門職を目指す他学科学生との合同カンファレンスを通してチーム医療のより良いあり方について討論し,理解を深める.
概要
小グループにわかれて,徳島大学医学部・歯学部附属病院の各病棟で見学実習を行う.実習最終日には,医学科および薬学部の学生とチーム医療について合同カンファレンスを実施する.
キーワード
療養環境,患者理解,看護の役割,チーム医療
先行科目
関連科目
注意
健康管理を十分行い実習に臨むこと.
目標
1. | 病院の構造を理解する. |
2. | 病棟・病室の設備や機能を理解する. |
3. | 患者の療養環境を理解する. |
4. | 患者の療養生活の概略を理解する. |
5. | 看護体制を理解する. |
6. | 看護の役割を理解する. |
7. | チーム医療の概略を理解する. |
計画
1. | 実習1日目:「オリエンテーション」:実習方法,実習記録,実習態度等について説明を受け,効果的に実習できるように準備を行う. |
2. | 実習2日目:「臨地実習」:病棟看護師と行動をともにすることによって見学実習を行う |
3. | 実習3日目:「臨地実習」:病棟看護師と行動をともにすることによって見学実習を行う |
4. | 実習4日目:「臨地実習」:病棟看護師と行動をともにすることによって見学実習を行う.さらに,病棟カンファレンスを実施する. |
5. | 実習5日目:実習グループごとに実習での学びを発表し,討論するクラスカンファレンスを実施する.さらに,医学科および薬学部の学生と合同カンファレンスを行い,チーム医療のより良いあり方について討論し発表する. |
評価
基礎看護学実習Ⅰ実習評価表(実習要項内に明示)の項目に従い,実習目標への到達度,実習態度,実習への取り組み方,実習記録等によって,総合的に評価する.
教科書
「基礎看護学実習Ⅰ」の実習要項を作成し配布する.
参考資料
Anne Boykin,Savina O. Schoenhofer共著,多田敏子・谷岡哲也監訳,ケアリングとしての看護,新しい実践のためのモデル,西日本法規出版,2005年03月
川村佐和子ほか編,看護学概論,メディカ出版,2004年3月
連絡先
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