2010年度 医科学教育部 医科学専攻 修士課程 — [選択]

2010年度 医科学教育部 医学専攻 博士課程 — [選択]

2010年度 医科学教育部 プロテオミクス医科学専攻 博士課程

2010年度 口腔科学教育部 口腔科学専攻 博士課程

2010年度 薬科学教育部 博士前期課程

2010年度 薬科学教育部 博士後期課程

2010年度 栄養生命科学教育部 人間栄養科学専攻 博士前期課程

2010年度 栄養生命科学教育部 人間栄養科学専攻 博士後期課程

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用情報科学領域 博士前期課程

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用検査学領域 博士前期課程

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士後期課程 生涯健康支援学領域

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用情報科学領域 博士後期課程

2010年度 保健科学教育部 保健学専攻 医用検査学領域 博士後期課程

心身健康と環境ストレス

Psychosomatic health and environmental stress

教授・武田 英二

2単位

目的

心身の健康におよぼす社会や家庭をはじめとする日常生活で生ずるストレスの影響について学習させる.心身の発育・発達を制御する栄養や睡眠,ストレスによる遺伝子発現調節をはじめとするシステム生物学的解析,健常者のストレス応答および病的ストレス応答と子どもの成長,等に関する知識,活用法,評価技術,等を学習し理解する.

概要

種々の環境ストレスが子どもの身体および精神の発育・発達に影響をおよぼすことが明らかになっている.これらに関して,システム生物学,臨床神経学,栄養科学,ストレスゲノミクス,遺伝学,精神医学等の専門分野で得られている最新情報や評価方法を教授する.それぞれの専門に基づいた講義をオムニバス方式で行い健康増進法および疾患治療法を考えさせることによって学生の潜在能力を活性化する.

キーワード

心身健康,環境,ストレス

計画

1.システム生物学の基礎(担当者: 岡崎紀明)
2.システム生物学の展開(担当者: 〃)
3.臨床神経学(担当者: 梶 龍兒)
4.生体のストレス応答の仕組み(担当者: 六反 一仁)
5.ストレスゲノミクス(担当者: 〃)
6.時計遺伝子と代謝機構(担当者: 勢井 宏義)
7.脳内脂質代謝機構と行動・睡眠調節(担当者: 〃)
8.栄養と脳変性疾患(担当者: 後藤 恵)
9.神経精神症状と脳回路異常(担当者: 〃)
10.医薬・食品化合物の構造と活性・機能の相関(担当者: 中馬 寛)
11.プリオンの神経ストレス(担当者: 坂口 末廣)
12.日本食とストレス(担当者: 武田 英二)
13.不安とうつ病(担当者: 大森 哲郎)
14.ヒト疾患の遺伝学(担当者: 田宮 元)
15.ヒト疾患のゲノム研究(担当者: 〃)
16.レポート(担当者: 武田 英二)

評価

受験資格(三分の二以上の出席など)を満たした者のみを対象としたレポート.

再評価

再試験無し

参考資料

授業時に適宜,紹介する.