病理検査学
Cytology and histopathological examination
目的
細胞診断学と病理組織標本の作製について学ぶ.
概要
細胞診断学の基礎と疾患の病理·細胞形態学的診断のための基礎知識を修得する.また,病理検査の役割やその重要性について理解し,病理組織標本作製の手順について知る.
注意
講義後の復習を必ず行うこと,形態診断学の学習にはアトラスは必見.なお機会があれば病理解剖の見学をします.
目標
1. | 細胞診断学の基礎と病理検査の役割について知る. |
計画
1. | 病理組織学的検査法の意義,病理検査の材料 (担当 香川典子) |
2. | 病理組織標本作製法1 固定,切り出し(担当 香川典子) |
3. | 病理組織標本作製法2 包埋,脱灰(担当 香川典子) |
4. | 病理組織標本作製法3 薄切,染色(担当 香川典子) |
5. | 病理組織標本作製法4 種々の染色(担当 香川典子) |
6. | 病理組織標本作製法5 免疫組織化学(担当 香川典子) |
7. | 標本の整理と保管,病理解剖 (担当 香川典子) |
8. | 細胞診断学の基礎1 (担当 香川典子) |
9. | 細胞診断学の基礎2(担当 廣川満良) |
10. | 婦人科細胞診1(担当 香川典子) |
11. | 婦人科細胞診2(担当 香川典子) |
12. | 呼吸器細胞診(担当 坂東良美) |
13. | 体腔液細胞診(担当 香川典子) |
14. | 乳腺細胞診(担当 坂東良美) |
15. | 甲状腺細胞診(担当 廣川満良) |
評価
定期試験,授業に対する取り組み状況などを総合的に評価します.
教科書
∼基礎から学ぶ∼細胞診のすすめ方(近代出版)
臨床検査アトラス細胞診(医歯薬出版)
新編臨床検査講座 病理学/病理検査学(医歯薬出版)
参考資料
新編臨床検査講座 細胞診(医歯薬出版)
連絡先
香川(088-633-9065, kagawa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
坂東(088-633-7066, yoshimi@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)