2010年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学部課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [必修] 3年

病理検査学

Cytology and histopathological examination

教授・香川 典子, 非常勤講師・廣川 満良, 准教授・坂東 良美

1単位

目的

細胞診断学と病理組織標本の作製について学ぶ.

概要

細胞診断学の基礎と疾患の病理·細胞形態学的診断のための基礎知識を修得する.また,病理検査の役割やその重要性について理解し,病理組織標本作製の手順について知る.

注意

講義後の復習を必ず行うこと,形態診断学の学習にはアトラスは必見.なお機会があれば病理解剖の見学をします.

目標

1.細胞診断学の基礎と病理検査の役割について知る.

計画

1.病理組織学的検査法の意義,病理検査の材料 (担当 香川典子)
2.病理組織標本作製法1 固定,切り出し(担当 香川典子)
3.病理組織標本作製法2 包埋,脱灰(担当 香川典子)
4.病理組織標本作製法3 薄切,染色(担当 香川典子)
5.病理組織標本作製法4 種々の染色(担当 香川典子)
6.病理組織標本作製法5 免疫組織化学(担当 香川典子)
7.標本の整理と保管,病理解剖 (担当 香川典子)
8.細胞診断学の基礎1 (担当 香川典子)
9.細胞診断学の基礎2(担当 廣川満良)
10.婦人科細胞診1(担当 香川典子)
11.婦人科細胞診2(担当 香川典子)
12.呼吸器細胞診(担当 坂東良美)
13.体腔液細胞診(担当 香川典子)
14.乳腺細胞診(担当 坂東良美)
15.甲状腺細胞診(担当 廣川満良)

評価

定期試験,授業に対する取り組み状況などを総合的に評価します.

教科書

∼基礎から学ぶ∼細胞診のすすめ方(近代出版)

臨床検査アトラス細胞診(医歯薬出版)

新編臨床検査講座 病理学/病理検査学(医歯薬出版)

参考資料

新編臨床検査講座 細胞診(医歯薬出版)

連絡先

香川(088-633-9065, kagawa@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
坂東(088-633-7066, yoshimi@basic.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)